山口吉野の競馬

2015年~2018年の回収率は115.4%です。(ウマニティで確認できます)過去のレース内容を分析し、独自の指数で馬の能力を数値化。能力・適性・展開・調子を総合的に判断した予想をしています。

回顧点数の活用方法

回顧点数の説明

レース回顧で各馬ごとに点数を付けています。10点満点で採点し、展開が有利だった馬ほど点数が高くなっています。

減点項目
  • レース中に不利があった
  • 距離ロスがあった
  • 馬場の悪い所を通った
  • ペースが向かなかった
  • 最後まで追わなかった
  • 出遅れた
  • 折り合いを欠いた

 

前走で展開が有利だった馬、展開が不利だった馬の成績は?

展開が有利だった馬、展開が不利だった馬を以下のように定義します。

点数 展開
5点以下 展開が不利だった馬
6点・7点 展開による有利不利のなかった馬
8点以上 展開が有利だった馬

それでは前走で展開が有利だった馬と展開が不利だった馬の成績の違いを見てみましょう。
集計範囲:2014年1月5日~2019年5月4日 

前走展開 頭数 勝率 複勝率 単回率 複回率
不利(5点以下) 17,108 7.3% 21.8% 81% 81%
普通(6点・7点) 48,574 7.4% 22.4% 74% 75%
有利(8点以上) 9,500 7.1% 20.8% 70% 63%

勝率、複勝率にそこまでの違いはありませんが、回収率は大きな違いがあります。前走展開に恵まれた馬ほど回収率が低くなっています。前走の展開が有利だった馬は過大評価されていることがわかります。

 

前走で先行した馬は?

競馬は逃げ・先行した馬が有利と言われています。
そこで前走3角3番手以内だった馬の成績を調べてみました。

前走展開 頭数 勝率 複勝率 単回率 複回率
不利(5点以下) 4,148 8.50% 23.80% 90% 88%
普通(6点・7点) 13,254 9.10% 25.70% 82% 80%
有利(8点以上) 4,677 8.90% 24.50% 82% 71%

前走で3角3番手以内だった馬は今回も先行する可能性が高いため勝率・複勝率・回収率とも良くなっています。前走で3角3番手以内で展開が不利だった馬の単勝回収率は90%です。

 

前走で逃げた馬は?

前走で3角3番手以内だった馬の成績が良いことがわかりました。
それでは前走逃げた馬の成績はどうでしょうか。

前走展開 頭数 勝率 複勝率 単回率 複回率
不利(5点以下) 1,417 8.3% 22.6% 109% 90%
普通(6点・7点) 3,624 8.1% 22.6% 61% 71%
有利(8点以上) 1,991 8.9% 24.3% 81% 69%

前走逃げて展開が不利だった馬の単勝回収率は109%です。

 

回顧点数の活用方法実例

2019年NHKマイルカップではグランアレグリアとアドマイヤマーズの2頭の実績が抜けていました。

グランアレグリアは前走の桜花賞が8点で、アドマイヤマーズは前走の皐月賞が5点でした。

グランアレグリアは前走のように展開が向く保証がなく、枠やメンバーを考えれば前走より厳しい展開になる可能性が高いと推測できました。

一方、アドマイヤマーズは前走は掛かったことと馬群で動けない展開になったことで全能力を発揮できませんでした。今回は1600mへの距離短縮で折り合いを欠く可能性が低くなり、外枠ということで馬群で動けなくなる可能性は低いと推測できました。

グランアレグリアが前走のパフォーマンスを出せないのであれば単勝オッズ1.5倍は過大評価されていると判断できます。このように前走の点数を考慮することで過大評価や過小評価を見抜くことができます。

 

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 まとめ

前走の点数が低い(展開が不利だった)馬ほど回収率が高く、前走の点数が高い(展開が有利だった)馬ほど回収率が低くなるという明らかな傾向が出ていますので、うまく予想に活用していただければと思います。