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武蔵野S2019【結果・回顧・勝因敗因分析】ワンダーリーデル

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第24回東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス・G3
2019年11月9日 東京11R
ダート1600m 良

 

www.yamaguchi-yoshino.com

 

レース傾向・トラックバイアス

馬場レベル(1~9):5(標準馬場)

位置取り:前不利

コース取り:やや内有利、多少外不利

 

出走馬の回顧点数・勝因敗因

●展開が向いた馬ほど点数が高く、出遅れと折り合いを欠いた場合に減点(10点満点)

  • 1着 ワンダーリーデル 牡6 8点 後ろ目インでロスなく運び、直線外に出して鋭く伸びた。叩き良化タイプで順当に良化したし、距離の融通も利く。
  • 2着 タイムフライヤー 牡4 7点 ポツンと揉まれない中団から直線外に出してよく伸びた。距離短縮で折り合いがついて本領発揮したが、適性としては軽い馬場の1800mの方が合いそう。
  • 3着 ダノンフェイス 牡6 8点 ハイペースの後方インでロスなく運び、直線外に出してよく伸びた。前走で復調気配を見せ、叩いて順当に良化した。芝スタートはイマイチだが、前が飛ばしたことで縦長のばらける展開になって内に入れられる状況が発生して運も良かった。
  • 4着 ダンツゴウユウ 牡5 7点 ハイペースの好位インでロスなく運んで伸びた。不器用なので外枠向きだが、縦長のばらける展開で器用さが要求されない状況になったのが良かった。非高速馬場の東京1600mはベスト。
  • 5着 サンライズノヴァ 牡5 4点 押してハイペースの3番手で踏ん張る。結果的には前に行かなければ良かったが、控えていたらエアアルマスが外に出せていたのでそれを防ぐ目的もあり仕方ない。内容は悪くなく、軽い馬場ならさらに良い。
  • 6着 アードラー 牡5 7点 後方馬群から伸びきれず。
  • 7着 デュープロセス 牡3 5点 押してハイペースの先行馬群で伸びず。軽い馬場向きだし、3角で置かれた割にバテていないので馬群や集中力が問題か。チークピーシズを着けるといいかも(騎手談)
  • 8着 カフジテイク 牡7 6点 1馬身出遅れ、後方馬群で伸びず。ピークは過ぎているし、軽い馬場の1200mを2回走っていたことで非高速馬場の1600mへの距離延長が響いた感じ。
  • 9着 ドリームキラリ 牡7 4点 押してハイペースのハナで粘れず。久々で完調ではなかったし、展開も厳しかった。
  • 10着 グルーヴィット 牡3 6点 ハイペースの好位インで伸びず。適性はやや芝向きか。
  • 11着 エアアルマス 牡4 5点 押してハイペースの先行馬群で砂を被って後退し、直線外に出したが伸びず。もしドリームキラリと枠が逆なら2番手で砂を被らず運べて全く違う結果になっていただろう。逃げ馬より内の枠だと乗りにくく、外枠の方が安全。
  • 12着 フェニックスマーク 牡5 7点 1馬身出遅れ、後方インでロスなく運んで伸びず。芝スタートも1600mも合わない。
  • 13着 アディラート 牡5 5点 1馬身出遅れ、後方外でロスがあり伸びず。砂を被らないレースを心掛けていてはいたが前に行く形じゃないと脆さがあるし、今回は前に行ったらハイペースに巻き込まれていたのでいずれにしろ1600mでは厳しかった。ダートスタートの1400mの外枠がベスト。
  • 14着 スウィングビート 牡4 4点 押してハイペースの先行外でロスがあり失速。本来はもっと溜めて行けたはずだが、エアアルマスを閉じ込めるために3~4角で脚を使って厳しくなった。
  • 15着 マジカルスペル 牡5 4点 押してハイペースの2番手で失速。自身は揉まれたくないし、エアアルマスを閉じ込める目的もあったはずでペースが上がってしまった。
  • 16着 ミキノトランペット 牡5 5点 ハイペースの好位外でロスがあり失速。まだ良化途上だし、1600mも合わない。

 

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