山口吉野の競馬

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天皇賞(春)2019【回顧・全馬解説】

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第159回天皇賞(春)・G1
2019年4月28日 京都11R
芝3200m・外 良

 

★予想評価1位のフィエールマンが1番人気で1着となりました。

www.yamaguchi-yoshino.com

 

レース傾向・トラックバイアス

馬場レベル(1~9):7(高速馬場)

位置取り:前半前に行った馬が不利で、緩んだ中盤で動いた馬が有利

コース取り:内外の差はない

 

レース回顧

●展開が向いた馬ほど点数が高く、出遅れと折り合いを欠いた場合に減点(10点満点)

  • 1着 フィエールマン 牡4 7点 中団の外から徐々に進出して鋭く伸びた。距離延長や広いコースは合う。
  • 2着 グローリーヴェイズ 牡4 7点 後ろ目から勝ち馬を追うように徐々に進出して鋭く伸びた。乗りやすいし、中盤緩んで決め手勝負になったのも良かった。
  • 3着 パフォーマプロミス 牡7 6点 ハイペースの好位から4角でやや位置が下がって中団馬群になったがそこから伸びた。距離延長は得意で3200mも合っていた。
  • 4着 エタリオウ 牡4 4点 前半離れた殿で折り合ったが後ろ過ぎ、中盤緩んだところではあまり動かず残り1000mから動いて行ったので負担が大きすぎて最後伸びきれず。騎乗ミスで最初から勝ち馬と同じような位置にいればもっとやれただろうが、それだと掛かった可能性もある。
  • 5着 ユーキャンスマイル 牡4 6点 後方で4角外に膨れ気味で進出出来ず、直線もあまり伸びず。内に入れられなかったし、右回りはイマイチ。ここ3戦緩いレースを連続で経験していたことも悪影響。
  • 6着 チェスナットコート 牡5 4点 前半はハイペースの先行イン、4角で前が下がってきて後退不利1点分あり、直線はあまり伸びず。チグハグな展開になったが叩いた良化は示した。
  • 7着 カフジプリンス 牡6 3点 押してハイペースで先行し、4角で先頭に立ったが早目に勝ち馬に交わされる厳しい展開。高速馬場苦手だし、前半と後半が速くなる最悪の展開になった。
  • 8着 リッジマン 牡6 6点 後ろ目馬群、4角で接触不利1点分あり伸びず。タフ馬場の小回り向き。
  • 9着 ケントオー 牡7 7点 後方で伸びず。3200mは長い。
  • 10着 クリンチャー 牡5 5点 中団インにいたが4角で前が下がってきて後退不利2点分あり、直線も伸びず。持ち味を活かせなかったし、去年のデキにもないか。
  • 11着 メイショウテッコン 牡4 2点 ハイペース3番手でやや掛かり、3角先頭で失速。展開が厳しかったし、スタミナ的にも3200mは長いだろう。逃げられないと常に掛かるリスクがあり展開に注文が付く。
  • 12着 ロードヴァンドール 牡6 3点 外から押してハイペースの先行イン、4角で失速。大逃げで他馬がスローペースに陥る展開が理想だったが、ハイペースなのに逃げられないという最悪な状況になり脆さが露呈した。自分の競馬が出来れば巻き返せるだろう。
  • 競走中止 ヴォージュ 牡6

 

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